こんにちは!元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!


なかなか理想の土地が見つからないと嘆いている方!
こんなドツボにハマってないですか!?

土地探しはそもそも難しいです…
自分の現状を理解して、一歩先にすすみましょう!

100点満点の土地を探していませんか?


カルタ(う~ん)

100点満点の土地を探している
ハウスメーカーにいた頃、土地が見つからない理由で一番多いのがコレでした。


女性(ふー)

でも、一生に一度の買い物だし、妥協したくないよ。


カルタ(ガッツ)

理想の土地を求めるのは良いことです。
ただ100点満点の土地を探していると、悪いところばかりが目につくようになってしまうんです。


女性(?)

悪いところ?


カルタ(コチラ)

例えば、予算も立地もいいけど、ちょっとあの鉄柱が目につくなーとか…。
駅から近いんだけど、ちょっと日当たりがなーとか…


女性(ショック)

確かに、言ってるかも!


カルタ(う~ん)

これが続くと、土地を紹介してくれる不動産会社やハウスメーカーはだんだんウンザリしてきます。
きっとフェードアウトして土地情報を持ってきてくれなくなるでしょう。


女性(ふー)

お客さんは他にもいるもんね…。
じゃあ、てっとり早く決めた方がいいの?


カルタ(えっ)

そうは言いません!
大事なのは、ゴールを明確にして、優先順位をつくることです!


女性(?)

ゴールって?


カルタ(チョキ)

欲しいのは「理想の土地」ではなくて、「理想のマイホーム」ですよね?


女性(ニッコリ)

もちろん!


カルタ(ボード)

例えば、日当たりの良い土地が欲しくて南東角地を買ったけど、そこに予算をかけすぎて、広いリビングも書斎もあきらめるしかなかった…とうのは良くある話です。
逆に、土地は日当たりが気になったけど、リビングを吹き抜けにして、天窓をつける事であっさり解決!ということもあります!


女性(指さし)

そっか、家の方でカバーできることだってあるんだ!


カルタ(チョキ)

「土地探し」というただの経過点で完璧を求めても、あまり意味はありませんよ。
だからこそ、土地探しに優先順位をつけることをオススメします。


女性(?)

土地の優先順位ってどんな?


カルタ(指さし)

例えば

① 広さは50坪は欲しい
② 〇〇学校の学区内
③ 駅から徒歩10分圏内
④ 日当たりの良い南向き
⑤ 近所の目が気にならない隣家との距離

といった感じです。


女性(ニッコリ)

確かにこんな土地が欲しいな!


カルタ(コチラ)

でもすべてを満たすのは難しいわけです。
だから①は満たしてないけど、他は全部満たしているからOKだとか、①②③を満たすなら、④と⑤は家の方でカバーしようとか考えるんです。


女性(指さし)

なんか、見つかる気がしてきた!

インターネットで土地を探していませんか?


女性(?)

最近はインターネットでもいっぱい土地が紹介されてるけど、そこで探すのもアリだよね?


カルタ(う~ん)

実はインターネットで紹介されている土地は全体の4割程度といわれています。しつこい営業を嫌がって自分で探そうという人もいますが、僕はインターネットでの土地探しはオススメしません。


女性(ショック)

え、たった4割!?たくさんの人に見てもらった方が売れやすいと思うのになんで?


カルタ(ガッツ)

土地流通の仕組みがわかれば、インターネットに掲載されない土地情報がなぜ多いかがわかりますよ!

土地の売主がインターネット掲載を望まないこともある

カルタ(指さし)

土地を売りたいと思ったら、大抵は不動産会社に媒介(仲介)してもらいます。
このとき不動産会社と媒介契約というものをするんですが、契約方法には次の3つがあります。

専属専任媒介契約 売主がひとつの不動産会社に媒介を依頼したら、他に重ねて媒介依頼できない。
また売主が自分で見つけた相手と売買することもできない。
専任媒介契約 専属専任売買契約と同じく、売主はひとつの不動産会社にしか媒介依頼ができない。
ただし、売主が自分で見つけた相手と売買することはできる。
一般媒介契約  売主が複数の不動産会社に重ねて媒介を依頼できる。
また売主が自分で見つけた相手と売買することもできる。



カルタ(コチラ)

売主と媒介契約をしたら、不動産会社はその土地情報を「レインズ」に登録しないといけません。


女性(?)

レインズ?


カルタ(ボード)

レインズというのは不動産業者だけが閲覧できる不動産流通標準情報システムの通称です。不動産のスムーズな流通を目的としていて、これを使って不動産会社同士で売地情報を共有できるんですね。
宅地建物取引業法で不動産会社は売主から得た土地情報の登録が義務付けられてるんです。


女性(?)

ちょっと待って。それなら土地を買いたいとき、どこの不動産会社に行っても得られる情報は同じってことにならない?


カルタ(指さし)

そうでもないんです。
実はレインズへの登録が義務付けられてるのは、専属専任媒介契約専任媒介契約の2つです。一般媒介契約には登録義務はないんですね。
だから例えば、土地を売りに出してることを近所の人に知られたくない人は一般媒介契約を選びます。


女性(?)

なんで、土地を売りたいことを知られたくないんだろ?


カルタ(指さし)

理由は様々あると思いますよ。
例えば、自宅の隣にあった畑を宅地にして売りたいとしますよね?
そしたら、不動産会社の人が「売地3000万円」とか看板を立てたり、ご近所にチラシを配ったりするわけです。


女性(指さし)

ウチのポストにもよくはいってる。


カルタ(う~ん)

その土地が売れて家が建てられ始めると、近所の人は「あ~、あの人は3000万円を手に入れたんだなぁ」ってバレバレです。
そういうのを嫌がる人は多いです。そういう人ならインターネットで土地情報を紹介されるのも嫌がりますよね。


女性(ニッコリ)

そっかー。だから不動産会社には、インターネットにも載せてない土地情報が眠ってるかもしれないんだ!

インターネットに掲載される前に売れてしまう土地も多い

女性(?)

不動産会社にはインターネットにそもそも掲載しない土地情報があることはわかったけど、インターネットに掲載するつもりの土地情報を事前に教えてもらう事ってできないの?


カルタ(ボード)

全然できます!むしろそっちの方が主流で、買い手のつきやすい土地はインターネットで紹介されてしまう前に売れてしまう事が多いですよ。


女性(ショック)

やっぱりそうなんだ…。じゃあ、インターネットで探してる時点で後手にまわってるってことだよね?


カルタ(う~ん)

確かに不動産会社に直接聞くより、インターネットの方が土地情報の入手スピードは遅いでしょうね。


女性(これは?)

だったら、早く色んな不動産会社にいかないと!
どんな隠れた土地情報があるかわからないしね!


カルタ(コチラ)

僕は土地探しは不動産会社でなくて、ハウスメーカーの人に探してもらうのが一番だと断言しています。こちらも参考にしてくださいね!
≫土地が欲しい!ハウスメーカーで「土地探し」をオススメする理由3つ

まとめ

土地探しのコツは、ゴールを見据えて、優先順位をつくることです!
そして優先順位は探してくれる不動産会社やハウスメーカーにも伝えておくと、より理想の土地が見つかりやすくなりますよ!