ここでは、未公開土地情報を探す3つの方法をお届けしています!



未公開土地の探し方
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

近所に新しい家が建っていて、


この土地、売ってたんだ?知らなかった…


そんな経験をしたことはないですか?


最近は、なんでもインターネットで検索できる時代。

土地もインターネットで探す人が多いですが…それでは、得られる土地情報はかなり限られてきます!


驚く夫婦


近所の売地情報を知らなかったのは、その土地が未公開で売られていたから


実は、インターネットやチラシ、雑誌で見ることのできる土地情報は、市場全体のたった4割にすぎないと言われているんです。


なかなか理想の土地が見つからない…
もしそう思っていたのなら、それは単なる情報不足が原因なのかも?


そこで今回は、“未公開土地情報の探し方3選”をお届けします!

未公開土地とは

未公開土地情報とは、インターネットや雑誌、チラシで広告していない土地情報のこと。


土地を売りたいのになんで広告しないの?と思ってしまいそうですが、そのほとんどの理由は売主の事情によるものです。


内緒


たとえば、次のようなケースがあります。


  • 売主がまだそこで暮らしている
    見学にきた人に私生活をのぞかれたくない。
  • 売主の引越先が同じ学区内
    生活が苦しかったから売ったとかウワサされそう。
  • 売主が隣の空き地を売ろうとしている
    土地を売ったお金が〇千万円あるはずと、ご近所にまるわかり。



こんな事情で、売ってはいても広告しない土地情報が、市場全体の6割も占めているわけですね。

未公開土地情報の探し方

土地を売買するのは、不動産会社の仕事です。

不動産会社とは、不動産の売主と買主を仲介して、その際の仲介手数料で儲けを得る会社のこと。


未公開土地情報を不動産会社に開示してもらう方法は大きく次の3つに分かれます。


  • 不動産会社に直接訪問する方法
  • 不動産会社HPで会員登録をする方法
  • ハウスメーカーに土地探しを依頼する方法



それぞれの方法で、メリットとデメリットも挙げているので、参考にしてくださいね!

不動産会社に直接訪問する方法

まずひとつめが、不動産会社に直接訪問する方法。


訪問


これは言わずもがなですね。

インターネットなどのメディアで広告さえしなければ良いわけですから、不動産会社へ直接行けば、未公開土地情報も手に入ります。

この方法のメリットとデメリット

不動産会社を訪問すれば、その場で詳しい要望を伝えることができて、要望に応じた、いろいろな未公開土地情報を見ることができます。
予定さえあえば、すぐさま現地確認に連れて行ってくれる可能性もあるのがメリット。


逆にデメリットは、不動産会社が家づくりの専門性に乏しいこと。


不動産会社にとってのゴールは、土地を売ることです。
買ってもらった土地で、あなたが理想のマイホームが建てられるかどうかは興味ありません。


土地によっては、家を建てるために高額な諸費用が必要なケースがあります。
水道やガスの引き込み工事、地盤改良などですね。

ライフラインの設備状況等については不動産会社に説明義務がありますが、かかる工事費がいくらになるかは専門外。

だから、あなた自身の手で、よくよく調べる必要があります。


ただし、土地探しはスピード勝負のところがあります。

その土地は世界でたったひとつのものですから、じっくり調べている間に、ライバルに先を越されるかもしれません。


このあたりは、土地探しの難しいところですね。

不動産会社HPで会員登録をする方法

ふたつめが、不動産会社のHPに会員登録する方法です。

HP上で個人情報の登録をすると、未公開土地情報まで検索できるようにしている不動産会社は、実は多いです。


会員登録


インターネットで広告しないんじゃないの?とツッコミたくなりますが、不動産会社では「会員登録をしたということは、自社で管理しているお客様だ」という拡大解釈でそれをOKとしているようです。

HPの会員登録を来店と同じ位置づけにしているわけですね。

この方法のメリットとデメリット

この方法のメリットは、直接不動産会社の担当と会うわけではないので、手軽に未公開土地情報を検索できることです。


ただし、どこまでHPに土地情報を掲載するかは、その不動産会社しだい。

会員登録しても一部しか見ることができず、「他にもあるので、ぜひ一度ご来店を」というケースもあります。


逆にデメリットは、あなたの本気度が不動産会社に伝わらないこと。


もう一度言いますが、土地探しはスピード勝負のところがあります。

良い土地情報があっても、先に買付証明(売買契約前のプレ契約みたいなもの)をだされてしまっては、その人がキャンセルしない限り手がだせません。


だから「新しい土地情報がでたら、すぐ教えて」と言っておきたいところ。

でも会員登録しただけでは、あなたの詳しい要望が伝わっていないので、直接訪問している人より優先順位は下げられて仕方ありません。

ハウスメーカーに土地探しを依頼する方法

さいごに、ハウスメーカーに土地探しを依頼する方法。

実はコレが一番おすすめです。


営業マン


ハウスメーカーには、頻繁に不動産会社が土地情報をもって訪ねてきます。

広告できない未公開土地は不動産会社にとっても売りにくいものですが、ハウスメーカーに土地情報を教えると、ニーズの高いお客様を営業マンが続々と連れて来てくれます。

しかも社員でないわけですから一切費用もかかりません。


インターネットなどのメディアを使わなくても、ハウスメーカーを上手く利用すれば、不動産会社は楽に未公開土地を売ることができるんです。

この方法のメリットとデメリット

この方法のメリットは、ハウスメーカーを間にはさむことで、プロのアドバイスを受けて土地探しができることです。


たとえば先ほど、土地によって高額な諸費用がかかることがあると言いましたが、ハウスメーカーに土地探しを依頼すると、そんな土地はそもそも紹介してきません。

土地ばかりにお金をかけられて、自社で家を建てられなくなっては困るからです。


また、その土地でどんな家が建てられるか、間取りの相談もできます。

詳しくは、≫土地が欲しい!ハウスメーカーで「土地探し」をオススメする3つの理由で説明しているので、参考にしてみてくださいね!
ハウスメーカーに土地探しを依頼する方法も説明しています。


逆にデメリットは、理想の土地が決まったら、それを見つけてくれたハウスメーカーで家を建てないと、めちゃくちゃ断りにくいことです。

ハウスメーカーが土地を探すのは家を建てて欲しいからであって、土地を売ってもなんの儲けにもなりませんからね…。

まとめ

今回は、未公開土地の探し方3選をお届けしました。


  • 不動産会社に直接訪問する方法
  • 不動産会社HPで会員登録をする方法
  • ハウスメーカーに土地探しを依頼する方法



「未公開土地情報を手に入れる」ことが、イコール「理想の土地が見つかる」というわけではありませんが、少ないなかから探すよりも多いなかから探した方が、当然見つかりやすくなります!

あなたの理想の土地が見つかりますように!