こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

工務店は、ほとんどの場合、住宅展示場というものがありません。
そのためイメージが沸きにくく、理想の家を建てるには、どの工務店に頼めば良いのか悩みどころだと思います。

工務店を紹介しているメディアは種々ありますが、それらをどう活用して、工務店の何を見て選べば良いのかをご紹介していきます!

工務店の探し方


工務店を探すには、まず情報集めから!
住宅展示場のない工務店を探す手段としては、住宅情報誌、工務店検索サイト、SNSなど様々なメディアがあります。

住宅情報誌で情報収集

住宅情報誌では、リクルート住まいカンパニー社が発行する「HOUSING」(510円)やフリーペーパーの「SUUMOマガジン」(無料)などが有名。

コチラのページから購入や配送の依頼ができます。
フリーペーパーについては、駅の構内で設置されていることも多いです。

ただ、こういった情報誌は、工務店からの広告宣伝費で運営されているので、もちろん「良いこと」しか載っていません。

工務店を探す入り口として利用するのは良いですが、気になる工務店があれば、あとで説明する『工務店の選び方』を参考に、本当に良い工務店かどうか見分けるようにしましょう。

工務店検索サイトで情報収集

全国各地の工務店が登録された工務店検索サイトは、登録件数も多く、工務店探しにおいてメインの手段になろうかと思います。
住みたい町ごとに大小様々な工務店を簡単に探し出せます。

検索サイトにも種類があり、それぞれ活用方法も違ってきます。
種類ごとに、オススメのサイトをピックアップしてご紹介します。

情報検索サイト

情報検索サイトは、都道府県別に検索して、地元工務店の工法や年間施工数など、基本データを比較できるもの。
数ある中でも、オススメは全国安心工務店ネットというサイトです。
施行例などの写真は少なく、地味と言えば地味なサイトですが、他の情報検索サイトに比べ、その工務店に在する設計士等有資格者の在籍数や、平均坪単価など、工務店選びにおいて重要な判断要素となるデータが揃っているのが特徴的。
気になる工務店があれば、サイト上から資料請求もできます。

一括資料請求サイト

一括資料請求サイトは、複数の工務店に一括で資料を請求できるサイトで、タウンライフというサイトが有名です。
資料といっても、単にカタログを送ってもらうわけではなく、希望する間取りのイメージや予算を入力して請求することで、各工務店から「ウチではこんな間取りが、この予算で作れます」と、自分だけの間取りや資金計画も作成して、一緒に送ってくれます。
直接会って話をしなくても、設計力や価格を測ることができるので、工務店探しの入り口としては活用したいサービスです。
特に資金計画は、ここで紹介された工務店で依頼しないにしても、今後の計画における費用の目安をたてることが出来ます。
土地がない場合は、工務店が持つ土地情報もあわせて送ってくれ、利用は無料です。

工務店引き合わせサイト

工務店引き合わせサイトでは、専任のコーディネーターが要望によって工務店を選定し、引き合わせをしてくれるという珍しいサービスを提供しています。
ザ・ハウスという会社が運営しており、工務店との面談時には、コーディネーターが立ち合いもしてくれます。
家づくりは、ほとんどの人にとって初めての経験です。
第三者が間に立って、要望にあった工務店を紹介してくれるので、安心でかつ効率よく工務店探しができます。
利用も無料ですので、自分で探すには不安がある方にはオススメしたいサービスです。

SNSによる情報収集

工務店探しでは、実際にそこで家を建てた人の口コミは重要な情報源です。
工務店を紹介された場合には、そこで建てた人に話を聞けば良いですが、そうでないならSNSで口コミを確認するのも良い方法です。

ただし、その工務店に関する悪評は、競合他社の書き込みであったり、下請け業者の不満のはけ口となっている可能性もあります。
情報の信憑性について難点があるので、全てを鵜呑みにはできませんが、短い期間中に多くの悪評が書き込みされている工務店については、何らかの問題を抱えている可能性があるので、注意した方が良いでしょう。

工務店の選び方

ホームページやブログを確認しよう

少し前まで、工務店が自社の存在を知ってもらうメインの手段は、新聞広告であったり、チラシのポスティングでしたが、費用対効果が低く、最近では工務店もインターネットによる宣伝にシフトしてきています。

良い工務店は、施工事例として多くの写真を掲載したり、管理体制の徹底ぶりをアピールするなど、会社の姿勢が伝わってくるホームページを持っていることが多いです。
そして更新も頻繁にしていています。
特に社長のコメントや社員ブログなどもあれば、その工務店の考え方や人柄、社風も伝わってくるので、気になる工務店があれば、細かくチェックしてみると良いでしょう。

業歴を確認しよう

総合住宅展示場といった巨大な広告媒体をもたない地元密着型の工務店にとって、受注の要となるのは「紹介」です。
親戚や友人などから紹介を受けた案件は、成約率が高く、工務店からすれば、「待ってました!」の案件。
そこからさらに紹介の輪を広げることで、工務店は、その地域に堅固な地盤を築きあげていきます。

だからこそ、地元で長く営業している工務店であれば、腕が確かで、アフターサービスもしっかりしているところが多いです。
もし自分がその家に満足していなければ、人に紹介したりしませんよね?
だからこそ、「長く営業ができている」事自体が、その工務店が信頼できるかどうかの重要なパロメーターとなります。

「創業〇年」など、業歴の長さをアピールしている工務店なら、そこは信頼のおける工務店かもしれません。

注文住宅の年間施工数を確認しよう

工務店の中には、リフォーム案件の受注が主で、注文住宅の施工実績に乏しいところもあります。

やはり、注文住宅を建てるのであれば、しっかりとしたノウハウのある工務店に頼みたいところ。
だから「年間受注数」ではなく、「注文住宅の年間施工数」がどのくらいのものか、事前に確認しておくことをオススメします。

また年間施工数は、その工務店の経営健全性を測るひとつの指標にもなります。
次のグラフは、工務店にむけた経営状況の自己認識調査の結果です。
※出典 一般財団法人住宅保証支援機構より

施工数が多いほど、経営状況を良しとする工務店の割合が多いのがわかります。
工務店が倒産してしまうと、アフターメンテナンスが継続できなくなりますし、建築途中に倒産してしまうと目も当てられません。

設計士の在籍を確認しよう

工務店の中には、「設計から施工まで自社一貫体制」で行うところと、「施工は請け負うけど、設計は別会社に委託」するところとがあります。

自社一貫体制の場合は、施主の細かな要望に社内で対応できる為、対応がスピーディーで、細かな変更があった場合にも現場に内容が伝わりやすくなります。
ただし、現場監督はその工務店に「おまかせ」状態となるので、工務店のモラルが試されます。
逆に、設計を別会社に委託している場合は、施主・設計・施工という3者の足並みが揃わなければいけない難しさがあり、なにか問題が生じた際には、責任の所在が設計と施工のどちらにあるかで揉める危険性があります。
ただ、あくまで「何か問題があった際」の話であって、設計会社が第三者の目で現場を監督してくれるのは、家づくりの素人である施主にとって安心感があります。

一長一短ありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で工務店を選びましょう。

現場を確認しよう

建築現場は次のようなポイントを押さえてみると良いです。

  • 資材は整理されて置かれているか
  • ゴミは散乱していないか
  • 防犯用のガードフェンスやアコーディオンカーテンはしっかり設置されているか
  • 仮設トイレは清潔か
  • 職人はちゃんとヘルメットを装着しているか

整理整頓もできず、現場の清潔感も保てていないようでは、仕事の質も期待できません。
現場には、その工務店の仕事に対する姿勢が如実に反映します。
現場を見せてもらう際には、「今から現場を見にいきたい」と提案してみましょう。
それで1週間後にして欲しいなど焦る場合は、注意した方が良いかもしれません。
気になる工務店があれば、一度見せてもらった現場を、再度抜き打ちで確認してみても良いと思います。
くれぐれも仕事の邪魔にならないようにですが…

まとめ

工務店の探し方、選び方を解説してきましたが、なにより大切なのは「比較検討」することに尽きます。

オススメの手順としては、まずタウンライフを利用して土地情報や資金計画を取得し、家を建てる際の全体的な予算をつかむ。
続いて、全国安心工務店ネットを利用して、気になる工務店の年間施工数や平均坪単価などを確認する。
その上で、声をかける工務店を3社程度に絞り、詳しい間取りの作成依頼をし、現場見学もさせてもらう。

このような流れが、スムーズかと思います。

自分で探すのが不安という場合には、専任コーディネーターが工務店との引き合わせをしてくれるザ・ハウスを利用してみましょう!